私の手からは去っていったNinja650Rですが、その間インプレッションというものはほとんど書いていませんでした。
そこでこれから暫く、Ninja650Rのインプレが5年前の納車時とどう変っていたのか比較してみたいと思います。
■2006年7月28日 エンジン&ポジショニング
とにかく興奮している様子がわかりますw
まずエンジン。
納車時はツインらしい鼓動感に(*´Д`)ハァハァしていますが、その後あまりクセのない仕上がりと気付きました。要するに現在のバイクっぽいフラットトルクな特性です。
一般的な日本人ライダーにはとてもウケのよいこの特性ですが、残念ながらひねくれものの私には、今となってはちょっと物足りない感じがしなくもありません。
ただ、スムースすぎてつまらんと感じている4発バイクに比べたらよほど個性的です。バイクは趣味の乗り物なんだから、こういったクセも愛嬌のうちと思うんだけれどな。
本来は高回転型のエンジンなのに低速トルクが使える感じなので、よく言えば実用的、悪く言えば中途半端な印象です。
2009年に試乗したbuell12Scg、2010年に試乗したDucti monster696に衝撃を受けたのはこの辺りが原因なんでしょうね。
ついでポジショニング。
これは以前のインプレどおり、長距離にはもってこいのポジションでした。
またマスの集中化が計られているお陰か、峠道でさほど無理していないはずなのにリッターSSについていくことができました。エントリーモデルにはもってこいじゃないでしょうか。
もっともその後、2009年にハンドルバーをもっとフラットに近いものに交換していますから、峠道を攻めるにはちょっとアップ過ぎたハンドルポジションのように思えます。
この点は5cm低い6nの方が軍配が上がるかなぁ
峠を攻めるべくフロントに上体を倒すと腕が余りすぎるんですよね。個人的には6fは現行から10cm下げても差し支えないんじゃないだろうか。
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