…という夢を見た。
一時は本気で検討していたんですけれどね、止めちゃったんです。実物を目の前にして。
いえ、実物を被ってみて。
っってことで今回はシューベルト・C3のインプレです。
シューベルト・C3と言えばフリップアップ式のヘルメットの中では最高峰の6万円台の誇る高額商品。
日本製のヘルメットだってもともとは5万円位するのですが、原則的に通信販売してくれない&売る店を選んでいるので値引きはほぼ不可能。
2万近く値引いてくれて、実質3万円台で入手可能な日本製ヘルメットとはモノが違うのですd( ̄  ̄)
しかも、今回思わず買いそうになっていたのはグラフィックモデルで、そのお値段なんと\79,800-( д ) ゚ ゚
思わず目が飛び出ちゃいますねw
気になる性能は、特に安全性はお墨付き。
かのミハエル・シューマッハーが開発のコンセプトを考えて、フリップアップ式でありながららサーキットでの使用にも耐えるようにと設計されたこのヘルメットの安全性に対しては、ケチのつけようが無いでしょう。
・・・って実際にコケたわけじゃないですから想像でしか語れませんが(^^;
実際の使用感はどうかといえば。
まず重さ。
ショウエイのマルチテックよりは心持ち重い感じ。あくまで「感じ」だけれど。
両者ともホームページ上では重量を公開していないので詳細は不明なのですが、ネットで情報を集めてみるとマルチテックは1,673g。C3は1,570g。
あれ?C3は100gも軽いはずなのに…なんでこっちの方が重く感じたんだろ?
おいらのマルチテック、何か部品落としちゃった?
ま、両者とも重量は同レベルなんです(^^)
次は静寂性。
もともとシューベルトは遮音性が高いといわれていますが、カタログ上でもそれがわかります。
聞こえる騒音は、マルチテックは80km/hで93dbなのに対してC3は100km/hで84db。速度が20km/hも速いのに騒音は1割減。同じ速度だったらどうなるんでしょ(^^;
実際にC3を被ってバイザーを降ろしてみると、店員さんの声もちょっと聞こえづらくなるくらい。周囲の音がよーく聞こえるマルチテックと比べると、静寂性は圧倒的にC3ですね(≧∇≦)bグッ
最後は快適性。
「SHOEIのヘルメットはARAIに比べて安全性が劣る」なんて悪口めいた批評もありますがそれは、快適な環境こそ安全なライディングをもたらす、とのコンセプトによるものと言われています。
ってARAIの人が言ってた
実際そのとおり、快適性はマルチテックの方が上。
C3は何が悪いって、顎がキツイのよ、顎が。
チンカーテンをきちんと下ろすと、頭はちょうどいいのに顎がきっつい。
おいらが試着したのはLLサイズだったのですがそれでもきつい。顎角部がしっかりと押さえられる分、装着中はしゃべることも多少難儀します。
頭のサイズ的にはちょうど良かったんだけれどこれは辛い。
おいらのマルチテックはXLサイズだと大きくて余裕がありすぎるのですけれど、そのぶん被っていても非常に楽。不快感は感じません。
それと比べると、自由にしゃべれないC3は不快です。
まぁ慣れでなんとかなるレベルの不快さではあるのですが、ロングツーリング中にB'zとかミスチルとかマキハラとか小田和正が絶叫できないのは辛い。
マルチテックは中身スカスカっちゅう事か…ヾ(^o^;オイオイ
顎角部までしっかり押さえ込む分、C3は遮音性が高まっているのでしょうね。
この時点で大きくマルチテック>>C3なのですが。
C3だけが持つ大きな特徴、インナーバイザーは捨て難い。
前作・C2よりも多少硬い材質で、サイズが大きくなったインナーバイザーはとっても魅力的。
特にC3からはサイズが拡大された分顔がしっかり隠されて、マヌケな顔を晒さなくてもいいのは非常に惹かれます。
ぱっとめの見た目は・・・どうでしょう。個人的にはグフみたいなマルチテックは嫌いじゃないのですが、シンプルかつ大人びた外見のC3も捨てがたい。
特にグラフィックモデルのC3はカッコイイ(・∀・)!!!
以前のC2に比べてC3はサイズダウンが計られていて、大きさはほぼ同サイズ。

左がC3なのですが、ほとんど同じ大きさですよねぇ
これでC3が持っていた大きな弱点は解消されたといっていいでしょう(^^)
結論。
顎がきつくなくてお金があるならC3オススメ。
でもお金が無いならマルチテックでいいじゃんd( ̄  ̄)
という事で、お金は用意していたけれど顎がきつかった私はC3を諦めました。
…まぁ他にもうひとつ理由はあったのですけれど( ̄ー  ̄)ニヤリ
まぁそのあたりは次回にでも。
最近のコメント